loopback-oracle-installer
Oracleコネクタバージョン3.0.0以上は、Node.js用のOracleデータベースドライバとして、oracledb モジュールに依存しています。oracledb
は、C++ add-on であるため、インストールにはソースをコンパイルしてモジュールをビルドする C++ 開発ツールが必要です。詳しくは、Installing compiler tools を参照してください。
実行時には、strong-oracle が Oracle Database Instant Client の動的ライブラリを必要とします。
loopback-oracle-installer
モジュールはバイナリの依存関係を考慮し、Orackeコネクタインストールの手順を単純にします。
インストーラは自動的に、事前ビルド済みのoracledb
をダウンロードし、/loopback-connector-oracle/node_modules
ディレクトリに展開します。同様に、Oracle データベースインスタントクライアントを <UserHomeDirectory>/oracle-instant-client
に展開します。、インストーラは Oracle の前提条件をインストールするか尋ねます。
詳細は、Installing node-oracledb を参照してください。
Oracle の前提条件をインストールしたら、以下のコマンドでOracleコネクタを再インストールします。
$ npm install loopback-connector-oracle --save
これは、内部で npm install oracledb
コマンドを実行します。
トラブルシューティング
loopback-connector-oracle
のインストールで問題が起きたら、以下のシンボリックリンクが存在することを確認してください。
libclntsh.dylib -> libclntsh.dylib.11.1
また、以下の環境変数がセットされていることを確認してください。
$ export OCI_LIB_DIR=$HOME/oracle-instant-client
$ export OCI_INC_DIR=$HOME/oracle-instant-client/sdk/include
もし、プラットフォームやNodeのバージョンに合った事前ビルド済みのバンドルが存在せず、 Installing node-oracledb に記載されたOracleの前提条件をインストールした場合、 以下のように環境変数をセットしてください。
$ export OCI_LIB_DIR=/opt/oracle/instantclient
$ export OCI_INC_DIR=/opt/oracle/instantclient/sdk/include
インストール後のセットアップ
Warning: Oracleインスタントクライアントが Node プロセスから利用可能にするために、アプリケーションを実行する前に、 対象とするプラットフォームによる環境変数を 設定しなければなりません 。
MacOS X または Linux
以下のコマンドを実行して、LD_LIBRARY_PATH
環境変数をセットします。
$ export LD_LIBRARY_PATH="$LD_LIBRARY_PATH:$HOME/oracle-instant-client"
もし、プラットフォームやNodeのバージョンに合った事前ビルド済みのバンドルが存在せず、 Installing node-oracledb に記載されたOracleの前提条件をインストールした場合、 以下のように環境変数をセットしてください。
$ export LD_LIBRARY_PATH="$LD_LIBRARY_PATH:$OCI_LIB_DIR"
Linux
Linuxでは、libaio
ライブラリが必要です。もし存在しない場合、以下のようにインストールしなければなりません。
Ubuntu/Debian:
$ sudo apt-get install libaio1
Fedora/CentOS/RHEL:
$ sudo yum install libaio
Windows
ログインユーザのPATH環境変数を設定します。PATHの設定は直ちに効果が出ないことに注意してください。 以下の方法で、設定を有効にしなければなりません。
- 現在のセッションからログオフし、再度ログインする。
- 以下の手順に従って、環境変数をリセットする。
- コントロールパネルを開く –> システム –> システムの詳細設定 –> 環境変数
- ユーザ環境変数 の中にある Path を編集し、OK をクリックして有効化する。
- 新しいコマンドプロンプトを開き、’path’と入力して確認する。
Installation behind a proxy server
Important:
This feature is supported by loopback-oracle-installer vesion 1.1.3 or later.
If your system is behind a corporate HTTP/HTTPS proxy to access the internet, you must set the proxy for npm before running npm install
.
For example,
$ npm config set proxy http://proxy.mycompany.com:8080
$ npm config set https-proxy http://https-proxy.mycompany.com:8080
If the proxy URL requires username/password, use the following syntax:
$ npm config set proxy http://youruser:yourpass@proxy.mycompany.com:8080
$ npm config set https-proxy http://youruser:yourpass@https-proxy.mycompany.com:8080
You can also set the proxy as part of the npm command as follows:
$ npm --proxy=http://proxy.mycompany.com:8080 install
$ npm --https-proxy=http://https-proxy.mycompany.com:8080 install
NOTE: npm’s default value for proxy is from the HTTP_PROXY
or http_proxy
environment variable.
And the default value for https-proxy
is from the HTTPS_PROXY
, https_proxy
, HTTP_PROXY
, or http_proxy
environment variable.
So you can configure the proxy using environment variables too.
Linux or Mac:
HTTP_PROXY=http://proxy.mycompany.com:8080 npm install
Windows:
set HTTP_PROXY=http://proxy.mycompany.com:8080
npm install