この項では、LoopBack CLI ツールのコマンドについてまとめています。
アプリケーションの 土台 を作るには、コマンドラインツール(LoopBack CLI lb
、IBM API Connect 開発者ツールキット apic
、StrongLoop 旧ツール slc
)を使ってください。土台とは、アプリケーションの基礎的なコードを意味します。そこから、個々の必要性に合わせて、拡張したり変更したりすることができます。
コマンドラインツールは、新しい Loopback アプリケーションを作るための アプリケーション生成ツール や、アプリケーションの土台を作るためのサブ生成ツールを、いくつも提供します。以下の表を参照してください。
コマンドは、概ね皆さんが使うであろう順番に並んでいます。
コマンド一覧
コマンド | 参照 | 説明 |
---|---|---|
lb slc loopback apic loopback
| アプリケーション生成ツール | 新しいLoopBackアプリケーションを作成する。 |
lb bluemix apic bluemix
| Bluemix 設定生成ツール | LoopBackアプリケーションに、Bluemixデプロイ用のアーティファクトを追加する。 |
lb datasource slc loopback:datasource apic create --type datasource
| データソース生成ツール | LoopBackアプリケーションに、新しいデータソースを追加する。 |
lb model slc loopback:model apic create --type model
| Model generator | LoopBackアプリケーションに、新しいモデルを追加する。 |
lb property slc loopback:property apic loopback:property
| プロパティ生成ツール | 既存のモデルに新しいプロパティを追加する。 |
lb acl slc loopback:acl apic loopback:acl
| ACL生成ツール | LoopBackアプリケーションに新しいアクセス制御リスト(ACL)を追加する。 |
lb relation slc loopback:relation apic loopback:relation
| リレーション生成ツール | 新しいモデルのリレーションを追加する。 |
lb remote-method slc loopback:remote-method apic loopback:remote-method
| リモートメソッド生成ツール | 新しいリモートメソッドを追加する。 |
lb middleware slc loopback:middleware apic loopback:middleware
| ミドルウェア生成ツール | 新しいミドルウェア設定を追加する。 |
lb boot-script< slc loopback:boot-script apic loopback:boot-script
| 起動スクリプト生成ツール | 新しい起動スクリプトを追加する。 |
lb export-api-def slc loopback:export-api-def apic loopback:export-api-def
| API定義生成ツール | Swagger API 定義をエクスポートする。 |
lb swagger slc loopback:swagger apic loopback:swagger
| Swagger 生成ツール | Swagger 2.0 仕様に沿ったAPIを提供する、完全に機能するアプリケーションを生成する。 |
apic loopback:refresh |
Refresh definitions command | Generate a product and an OpenAPI (Swagger) definition |
lb soap |
SOAP generator | Generate application artifacts based on WSDL file. |