LoopBack 3.0 が現在のリリース版です。

LoopBack ツールのインストール

LoopBackアプリを作成・編集するために、LoopBack コマンドラインインターフェース(CLI)ツールをインストールします。

LoopBack CLI ツールをインストールするには、以下のコマンドを実行します。

npm install -g loopback-cli

詳しくは、インストールを参照してください。

Upgrading an existing StrongLoop installation to version 3

For instructions to upgrade existing StrongLoop installation, see Updating to the latest version.

Migrating your app to version 3

Read the Migration Guide for instructions on upgrading to LoopBack 3.0.

The Release Notes provide a comprehensive reference for all the changes between 2.x and 3.x.

はじめに

  1. LoopBack ツールのインストール.
  2. LoopBack の核となる概念を読んで LoopBackを使う上で理解する必要のある重要な概念を学ぶ。
  3. LoopBack を始めように沿って クイックチュートリアルを試す。

LoopBack Developer Forumを調べて、LoopBackの使い方について質問したり、議論したりできます。

If you are an IBM customer, for technical support see the IBM Support Portal.

LoopBack フレームワーク

LoopBack フレームワークは、REST API を素早く構築するために、個別に使うことも、組み合わせて使うこともできる Node.js モジュールの集合体です。

LoopBackアプリケーションは、LoopBackモデルAPIを通してデータソースと相互作用します。APIは、Node.jsからローカルに、あるいはリモートからREST経由iOS・Android・HTML5用のネイティブクライアントAPIを介して利用できます。 これらのAPIを使って、アプリケーションはデータベースに問い合わせたり、データを保存したり、ファイルをアップロードしたり、メールを送信したり、プッシュ通知を行ったり、ユーザを登録したり、データソースやサービスが提供するその他のアクションを実行したりできます。

REST・WebSockets・その他の転送方法を通じてバックエンドAPIを提供する、着脱可能な転送レイヤーであるStrong Remotingを直接使って、クライアントは LoopBack API を呼出すことができます。

以下の図は、LoopBackの重要モジュールがどのように関連・依存しているかを示したものです。

LoopBack モジュール</figure>

LoopBack フレームワークのモジュール

カテゴリー 詳細 用途 モジュール
モデル モデルとAPIサーバ 動的にモデルのモックアップを作り、それらのAPIを永続化のことは心配せずに公開する。 loopback
抽象化 物理的な永続化をモデルデータに抽象化する 複数のデータソースやサービスに接続し、背後にあるデータソースとは独立してCRUDが行える抽象化モデルを返す。 loopback-datasource-juggler
初期化 アプリケーションの初期化 データソースの設定・モデルのカスタマイズ・モデルの設定とデータソースの紐付け・アプリケーション設定とカスタム起動スクリプトの実行 loopback-boot
順序付け ミドルウェアの実行 アプリケーションのライフサイクルにおいて複数のポイントでミドルウェアが実行されるように設定する loopback-phase
データ RDBMS と noSQL の物理データソース RDBMSとnoSQLデータソースに接続を可能にし、抽象化モデルを返す。
  • loopback-connector-mongodb
  • loopback-connector-mysql
  • loopback-connector-postgresql
  • loopback-connector-msssql
  • loopback-connector-oracle
  • その他多数
統合 汎用的なシステム間接続 既存システムが公開しているAPIに、一般的なWebインターフェースで接続する。
  • loopback-connector-rest
  • loopback-connector-soap
コンポーネント LoopBack コアへのアドオン コンポーネントにパッケージ化されたビルド済みサービスを統合する。
  • loopback-component-push
  • loopback-component-storage
  • loopback-component-passport
クライアント クライアントSDK ネイティブプラットフォームオブジェクト(iOS, Android, AngularJS)を使って、LoopBackとREST経由で通信するクライアントアプリを開発する。
  • loopback-sdk-ios
  • loopback-sdk-android
  • loopback-sdk-angular