Important: LoopBack 3.x が現在のリリース版です。 2016年12月21日に一般向けにリリースされました。release announcementを参照ください。 LoopBack 2.x は現在 LTSリリース です。
LoopBack ツールのインストール
LoopBackアプリを作成・編集するために、LoopBack コマンドラインインターフェース(CLI)ツールをインストールします。
LoopBack CLI ツールをインストールするには、以下のコマンドを実行します。
npm install -g loopback-cli
詳しくは、インストールを参照してください。
Upgrading an existing StrongLoop installation to version 3
For instructions to upgrade existing StrongLoop installation, see Updating to the latest version.
Migrating your app to version 3
Read the Migration Guide for instructions on upgrading to LoopBack 3.0.
The Release Notes provide a comprehensive reference for all the changes between 2.x and 3.x.
はじめに
- LoopBack ツールのインストール.
- LoopBack の核となる概念を読んで LoopBackを使う上で理解する必要のある重要な概念を学ぶ。
- LoopBack を始めように沿って クイックチュートリアルを試す。
LoopBack Developer Forumを調べて、LoopBackの使い方について質問したり、議論したりできます。
Note: IBM API Connect is an end-to-end API management solution that uses LoopBack to create APIs, and provides integrated build and deployment tools. For more information, see Installing IBM API Connect.
If you are an IBM customer, for technical support see the IBM Support Portal.
LoopBack フレームワーク
LoopBack フレームワークは、REST API を素早く構築するために、個別に使うことも、組み合わせて使うこともできる Node.js モジュールの集合体です。
LoopBackアプリケーションは、LoopBackモデルAPIを通してデータソースと相互作用します。APIは、Node.jsからローカルに、あるいはリモートからREST経由やiOS・Android・HTML5用のネイティブクライアントAPIを介して利用できます。 これらのAPIを使って、アプリケーションはデータベースに問い合わせたり、データを保存したり、ファイルをアップロードしたり、メールを送信したり、プッシュ通知を行ったり、ユーザを登録したり、データソースやサービスが提供するその他のアクションを実行したりできます。
REST・WebSockets・その他の転送方法を通じてバックエンドAPIを提供する、着脱可能な転送レイヤーであるStrong Remotingを直接使って、クライアントは LoopBack API を呼出すことができます。
以下の図は、LoopBackの重要モジュールがどのように関連・依存しているかを示したものです。
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LoopBack フレームワークのモジュール
カテゴリー | 詳細 | 用途 | モジュール |
---|---|---|---|
モデル | モデルとAPIサーバ | 動的にモデルのモックアップを作り、それらのAPIを永続化のことは心配せずに公開する。 | loopback |
抽象化 | 物理的な永続化をモデルデータに抽象化する | 複数のデータソースやサービスに接続し、背後にあるデータソースとは独立してCRUDが行える抽象化モデルを返す。 | loopback-datasource-juggler |
初期化 | アプリケーションの初期化 | データソースの設定・モデルのカスタマイズ・モデルの設定とデータソースの紐付け・アプリケーション設定とカスタム起動スクリプトの実行 | loopback-boot |
順序付け | ミドルウェアの実行 | アプリケーションのライフサイクルにおいて複数のポイントでミドルウェアが実行されるように設定する | loopback-phase |
データ | RDBMS と noSQL の物理データソース | RDBMSとnoSQLデータソースに接続を可能にし、抽象化モデルを返す。 |
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統合 | 汎用的なシステム間接続 | 既存システムが公開しているAPIに、一般的なWebインターフェースで接続する。 |
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コンポーネント | LoopBack コアへのアドオン | コンポーネントにパッケージ化されたビルド済みサービスを統合する。 |
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クライアント | クライアントSDK | ネイティブプラットフォームオブジェクト(iOS, Android, AngularJS)を使って、LoopBackとREST経由で通信するクライアントアプリを開発する。 |
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